スノボの夜に、目が赤くて痛い!ゴーグルをしないことで起こる危険について。
スノーボードを1日楽しんだ夜。
目が赤い!痛い!
そんな症状に悩まされることがあります。
これは、「雪目」という病気で目の粘膜がゲレンデの日差しでやられてしまっていることで起こる症状なんです。
ここでは、
スノボにおけるゴーグルの重要性と、
ゴーグルをせずに滑ることで起こる症状と危険性についてお伝えします。
ゴーグルの重要性
ゴーグルって飾りだと思っていませんか?
特に初心者さんは、ゴーグルの重要性を理解せずに、飾りのように頭の上につけていたり、アゴのところに下ろしているのをゲレンデの至る所で見つけます。
おそらく、レンタルのゴーグルやあまり性能のよくないゴーグルなので、曇ってしまって視界が悪くなるから外してしまっているんだとおもいます。
私も初めはそうでした。
でもね、ゴーグルをせずに滑るのって、
晴れている日には目にとてもよくないんです!
そして、吹雪の日にも危険がたくさんです。
ゴーグルをつけずに滑り続けると起こる症状
雪目ってご存知ですか?
雪目とは、雪による目の日焼けのことなんです。
晴れた日に長時間、スノボなどの雪山のスポーツでゴーグルをせずに雪を見続けていると、紫外線で目がやられてしまうんです。
雪の斜面って、まぶしいですよね?
あの光の中には、紫外線も混ざっているので、長時間見続けてしまうと、目に良くないんですよ。雪に反射した紫外線は、夏の紫外線の3倍もあるとも言われています。
だから、ファッション性だけではなく、日を遮断する意味でもゴーグルは大切なんです。
スキーヤーも晴れている日には、サングラスをかけて滑っていますよね。あれと一緒です。
目の角膜が傷ついてしまうこともあるので、甘く見ちゃいけません。また、目から入った紫外線でお肌まで日焼けしてしまうこともあるので、気をつけましょうね。
雪目の対処法
雪目の症状はすぐには現れず、1日中滑った日の夜に現れることが多いです。
寝ていて起きようとしたら、目が痛い。開かない。やばい。と、なってしまうんです。目は赤く充血し、激痛があり、涙が出てきます。
1日から2日すると痛みの症状はマシになってきますが、治らないようでしたら眼科の受診をしてくださいね。応急処置としては、安静にして目を冷やしておくとよいですよ。
目が涙でぼやけて視界が悪くなりますので、無理なスノボや車の運転は避けるようにしてくださいね。
吹雪の日の危険
ゴーグルがないと吹雪いている日にも危険があります。
また、ゴーグルをしていても性能の良くないものは、危険です。
性能のよくないゴーグルだと、雪の降っている日は曇りやすいですよね。ゴンドラにしばらく乗っていると、降りる時にはもうゴーグルが真っ白で前が見えない!なんてことも。
そんな状態でゴーグルをかけて滑っていくなんて、自殺行為ですよね。目隠しされて山から滑り降りていくようなもんです。もしくは、水中メガネをしないで、濁った水の中を泳いでいくようなものです。
吹雪いている日は、あなただけではなく、まわりの人もみんな視界が悪いんです。だから衝突事故も晴れている時より起きやすいんですよ。
ゴーグルが曇っているからといって、
ゴーグルをかけずに滑るのも、目に雪が入って痛いと思います。
まとめ
ゴーグルをつけないで滑ると、
目が痛くなったり、視界が悪くなり危険です。
目が痛くなったり、視界が悪くなり危険です。
性能の良いゴーグルをつければ、何もつけないのに比べるとずっと視界は良くなりますよ。雪の斜面のでこぼこも鮮明に見えるようになります。
雪山での危険を回避するためにも、ゴーグルのこと、軽視しないでくださいね♪
ゴーグルを選ぶときの注意については、こちらでも書いています。