スノボの後のつらい筋肉痛を抑えるための予防法。
スノボの後の筋肉痛ってつらいですよね。
特に初心者の方は、次の日の歩行が困難になるほどの筋肉痛になってしまうこともあります。
ここでは、つらい筋肉痛をやわらげるために、スノボの後のつらい筋肉痛を抑えるための予防法をお伝えします。
ウォーミングアップ
いきなり滑り始めるのではなく、屈伸や手首、首、腕を回して身体をあたためましょう。
ウォーキングなどの運動で身体をあたためられればよいですが、外は寒いので室内でできる軽い運動で良いです。
開始前のストレッチ
開始前にはしっかりとストレッチをして、普段使っていない筋肉を柔軟に伸ばすようにしてください。
特に早朝は、筋肉が冷えて固まってしまっていることが考えられます。固まっている筋肉を急に動かすと、筋肉痛が起こる原因となってしまいます。
ウェアを着たりブーツを履いてしまうと動きづらくなってしまうので、ストレッチは着替える前に済ませておくことをおすすめします。
主に筋肉痛になりやすい場所は、脚(ふともも・ふくらはぎ)、腕の筋肉、背筋、腹筋、首の筋肉です。伸ばしづらい部分もあるかもしれませんが、ストレッチとマッサージで筋肉を柔らかくするように心がけると良いです。
ゲレンデについてから、リフトに乗る前にもストレッチをしておくと、より効果的です。
終了後のストレッチ
スノボを終えた後にはクールダウンをしっかりと行ってください。
そして、ストレッチをして使った筋肉を伸ばすようにすると良いです。
温泉で、筋肉を使った箇所を冷やしたり、温めたりを繰り返すのも有効です。疲れが取れてリフレッシュできるのでとても良いですよ。
筋肉痛になりやすい箇所
脚(ふともも、ふくらはぎ)
ふとももやふくらはぎは、滑っている中でターンをする時や、ブレーキをかけるときに負担がかかって筋肉痛になりやすいです。また、重い板やブーツを履いて移動するので脚全体に負担がかかりやすいです。
腕、背筋
こけて立ち上がる際に腕や背筋を使うので、腕の筋肉が筋肉痛になります。また、滑っているときにバランスをとるために手を並行にあげて滑ると、腕に負担がかかって筋肉痛になります。
重いスノボの板などの荷物を持って移動することも、腕や背筋の筋肉痛の一因です。
腹筋
こけてから立ち上がるときに、腹筋を使います。両足を固定された状態で立ち上がるため、腹筋に負担がかかります。
首の筋肉
こけたときの衝撃で、首の筋肉に急激な負担がかかって筋肉痛のように痛くなることがあります。また、身体を横に向けて、顔だけ前を見て滑っているので、首が痛くなります。
筋肉痛に効果のある食事
筋肉痛になってしまったら、筋肉を早く回復させる効果のある、たんぱく質を摂取すると良いです。たんぱく質は、お肉や大豆に多く含まれています。
また、クエン酸も効果的です。梅干しやレモンに含まれている栄養素です。クエン酸が入っているスポーツドリンクもあるので、筋肉痛がつらいときには、活用してみてください。
普段からストレッチや筋トレを行う
スノボの際に普段使っていない筋肉を急に使うため、筋肉痛を引き起こしてしまいます。
普段からストレッチをして筋肉を伸ばすことを心がけておくと良いです。スノボに行くことが決まったら、その1週間前からは毎日ストレッチをしておくと筋肉痛は軽減されますよ。
筋トレは習慣化していないと毎日続けるのは難しいかもしれませんが、階段の上り下りなどの軽い運動でも良いので日頃から筋肉を使うことを心がけてください。
まとめ
スノボの後の筋肉痛はつらいですが、普段の運動不足を解消する良い機会です。
ウォーミングアップやストレッチ、クールダウンをしっかりとして、筋肉痛をできるだけ軽減できるようにしましょう。