スノボの足置き(デッキパッド)を使いこなして、リフトの乗り降りを上達させよう。
スノボ板のビンディングの間と間にある、滑り止めのような足置き。
スノボ初心者さんで、リフトの乗り降りの前後の移動や、片足だけでビンディングを装着した状態での走行が上手くいかない、そんなあなた!足置き(デッキパッド)をうまく使えていますか?
板についている足置き(デッキパッド)は正しく使うと、苦手に感じやすい片足だけでの移動が上手くいくようになります。
ここでは、スノボの足置き(デッキパッド)について正しい使い方をご紹介します。
デッキパッド
スノボのビンディングの間にある滑り止めの足置きは、デッキパッドと呼ばれています。
役割としては、リフトの乗り降りの前後の移動などのビンディングを片足だけ装着して滑る際に、板の上に足を乗せるための滑り止めとなります。
片足のみビンディングを装着している状態でこけてしまう原因としては、板の上で足が滑ってしまって重心がずれてしまい、バランスを崩してしまうことが挙げられます。
スノボの板の上に片足を乗せるときには、スノボの板が雪で濡れていることもあり、とても滑りやすくなっています。デッキパッドを装着しておくことで、板の上で足が滑りにくくなり、安定した移動ができるようになります。
デッキパッドはもともと板に備わっている機能ではなく、ステッカーのように自分で板の表面に貼り付けて使うものになります。レンタルの板であれば、ついていないこともあります。
デッキパッドの選び方
形やデザインなどさまざまなものがでているので、機能性やスノボの板のデザインに合わせて選ぶ必要があります。
小さなものが複数セットになっていて、自由に並べて貼ることができるものや、大きなものをひとつ貼るスタイルのものなどがあります。
あまり目立たせたくない場合には、小さなものがおすすめです。でも、小さなものの方がはがれやすくなっています。また、滑り止めの効果は大きいものの方が高いということがあります。
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逆に、大きなものは、デッキパッドが目立ってしまうということがあります。あまり板にステッカーなどを貼りたくない場合には、デッキパッドが目立ってしまう のは少し嫌ですよね。
とはいえ、最近ではデザイン性に優れたデッキパッドも増えてきていますので、板のデザインに合わせて選ぶと楽しいですよ。
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デッキパッドの貼り方
デッキパッドを貼る前には、板をきれいに拭いてから貼るようにしましょう。雪は思っている以上に汚いので、見た目はきれいに見えても板は結構汚れています。デッキパッドを貼る接着面が汚れてしまっている場合には、接着剤の効果が弱まってしまい、はがれやすくなってしまいます。
また、デッキパッドは中央よりも後ろ足側のビンディングに寄せて貼ると良いです。中央に貼ってしまうと、両足の間が詰まりすぎてしまって、バランスがとりづらくなってしまいます。
デッキパットがない場合の滑り方
レンタルの板や新しく購入したばかりの板では、デッキパッドがついていない場合もあるかと思います。
そんな時には、片足にのみビンディングがついた状態での滑り方のコツとしては、後ろ足側のビンディングに体重をかけるようにして、ぐっと力を入れて踏ん張るようにすれば、滑りにくくなり転倒しずらくなります。
ただ、初心者さんであれば慣れていなくてバランスを取るのが難しいと思いますので、できるだけデッキパッドは活用した方が早く上達できるようになりますよ。リフトの近くて転倒してしまうのは、本人が危険なだけではなく周囲の人にも迷惑がかかってしまいます。
まとめ
いろいろなデッキパットがありますので、あなたの板のデザインに合わせて選んでくださいね。
安全にスノボを楽しめるように、準備はしっかりとして、ゲレンデを楽しんでくださいね。