スノボで滑走中のスピードは?怪我をしないためのポイントについて。
スノボで雪の斜面を颯爽と滑り降りていくのはとても気持ちが良いものですよね。でも、滑りながら思うことは、実際には何キロぐらいのスピードが出ているんだろう…?ということです。
そして、スノボでスピードを出して滑っているときに板が雪に引っかかってしまうと、派手に転倒し大きな怪我につながってしまうこともあります。
ここでは、スノボでスピードを出して滑るときの速度や、転んでしまって怪我をしないための注意をご紹介します。
スノボの走行スピードは?
まず、スノボの走行スピードについてです。
スノボ時に出るスピードは、斜面の傾斜や雪質、板の状態、乗っている人の体重など、さまざまな要因によって変わります。
速度としては、通常は時速10km〜20kmが一般的です。早い人で時速30kmほどだとおもいます。
転んで怪我をしないために。
そして、スノボ時にスピードを出しすぎて転んでしまって怪我をしないように、滑走や転倒時には注意が必要です。
自分の限界のスピードを知る。
スピードを出しすぎて大怪我に繋がらないためには、まず自分で板を操ることができるスピードの限界を知ることが大切です。
ある程度滑ることができるようになってくると、スピードを出して滑りたくなると思いますが、あぶない、と思ったときに急にでも自分て制御ができるスピードに抑えて滑ることが大切です。
スピードをあげて滑っていると、板がバタバタとしはじめて、ギリギリ操れるかな、と思う限界を感じるところがわかってくると思います。
ゲレンデでは、急な障害物があってぶつかりそうになってしまうこともあり、急にスピードを落とす必要がでてきます。その時に自分で制御ができないと衝突などにより事故につながってしまいます。
他人に衝突してしまった場合には、自分だけではなく、他人にも怪我をさせてしまう可能性もあるので気をつけてください。
ヘルメットを装着する。
転倒や衝突を避けるために無理なスピードを出さないことは大切ですが、それでも予期しない事故が起こってしまうこともあります。
転倒や衝突の際に大きな怪我に繋がらないようにするためには、ヘルメットなどの防御ができる装備を身につけて滑ることをおすすめします。
ヘルメットによって頭を守っておくことで、急な衝突時にも衝撃を和らげることができます。
転倒時には受け身を取る。
転倒時に怪我を防ぐためには、上手な転び方を体得しておくことも大切です。
スノボ初心者の場合には、急な転倒に備えて転び方についても練習をしておくことをおすすめします。
まず、前方に転んでしまう時ですが、手から転んで手をついてしまいそうになるかもしれませんが、手から転ぶのは危険です。転んだ時の衝撃をすべて手で受けてしまうと、手首を痛めたり、骨折につながってしまうこともあります。
前方に転倒する際には、肩を丸めて受け身の体勢をとれるように意識をしてください。
また、後方に転んでしまう場合には、頭の後頭部を強打しないように注意が必要です。後頭部を守るためには、転倒時にアゴを引くことを意識してください。
スノボは危険なスポーツだということを忘れず、安全に楽しめるように気をつけてくだね。