スノボの消費カロリーとダイエット効果。
スノボを楽しんだ次の日、全身筋肉痛。なんてことありませんか?スノボって全身を使って運動する、とてもハードなスポーツなんです。
そこで、疑問に思うのは、「スノボでダイエットできるの?」ということではないでしょうか。
ここでは、スノボでの消費カロリーとダイエットの効果についてご紹介します。
スノボの消費カロリー
スノボはとてもハードなスポーツなため、多くのカロリーを消費します。体重50-60Kgであれば、1時間あたり300Kcal‐400Kcalを消費するといわれています。
ただ、これは1時間ずっと滑り続けて身体を動かしたときの消費カロリーです。ゲレンデにいる間には、リフトにじっと座っている時間や、ゲレンデの中腹で少し休憩したりと、止まっている時間も意外と多いです。この数字の通りにカロリーを消費しているわけでないということは、注意が必要です。
とはいえ、朝から夕方までスノボを楽しんだ場合には、相当のカロリーを消費していることが考えられます。
初心者は消費カロリーが多い。
特に初心者は、上級者に比べると消費カロリーが多いです。
初心者はまだあまりうまく滑ることができないので、何度も転びます。一度転んでしまうと、立ち上がる動作にエネルギーを使います。初心者がスノボの後に筋肉痛になってしまう原因には、この転んでから立ち上がる際の動作による筋肉痛もあるんです。
そして、滑っている時にも全身のバランスを取ることに慣れていないため、至る所の筋肉を使います。そのため、特に初心者のうちは筋肉痛になりやすいです。
全身の筋肉を使う。
消費カロリーが多い要因としては、全身の筋肉を使うということがあります。そして、この全身運動にはダイエットの効果があります。
転んだ時
転んでしまってから立ち上がる際には、腕・背筋(せなか)・腹筋(おなか)・脚(太もも)の筋肉が必要です。両足が固定された状態で、不安定な雪の上に立つ動作ですので、筋肉に大きな負荷がかかっています。
滑っている時
滑っている時には、腹筋(おなか)、背筋(せなか)、腕の筋肉、肩の筋肉、太ももの筋肉、ふくらはぎの筋肉、お尻の筋肉を使っています。ほぼ全身ですね。
滑っている際にはバランスと取るために、腹筋・背筋を使っています。また、バランスを取るために腕を広げているので、腕や肩の筋肉も使います。そして、ターンの際やブレーキをかける際には、脚やお尻の筋肉を使います。特に太ももやお尻付近への負荷は大きいです。
スノボをした後に、太ももやお尻の筋肉が筋肉痛になって、階段を下りるのがつらいという話はよく聞きます。筋肉痛になるということはその分筋肉を酷使していることになるので、シェイプアップの効果が期待できます。
代謝アップ
スノボは極寒の中の雪山で行うスポーツです。ウェアで暖かくしていても、寒さは感じます。
人間の身体は寒さを感じた時には、身体をあたためようと働くので基礎代謝が上がります。寒い場所では、何もしていなくてじっとしていても消費カロリーが大きくなるんです。
まとめ
スノボは、楽しみながらダイエットの効果も期待できるスポーツです。
普段はあまり運動をしない人も、全身の筋肉を使ういい機会なので、スノボにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。普段動かさない筋肉を使うので、事前のストレッチをしっかりとして、怪我のないように楽しんでくださいね。