スノボで防寒するためのフリースの使い方。
雪山はとても冷えるので、スノボウェアの中に何を着込んで防寒すべきかというのは、迷うところだと思います。
特に気温が低くなると、スノボウェアの中にインナーを重ね着して防寒の対策を行うことが必要となってきます。
スノボのウェアの中に着るインナーには、ファーストレイヤーとセカンドレイヤーといわれている2種類のインナーがあります。それぞれの役割は異なり、どのように組み合わせれば良いか迷ってしまうかもしれませんが、上手く使いこなすことができれば快適に過ごすことができます。
ここでは、スノボウェアのインナーのファーストレイヤーとセカンドレイヤーについて違いの説明と、特にセカンドレイヤーの中でもフリースに焦点をあてて、その使い方をご紹介します。
ファーストレイヤーとセカンドレイヤー。
スノボのウェアの中に着るインナーには、ファーストレイヤーとセカンドレイヤーといわれている2種類があります。まずは、それぞれの役割と適した素材についてご紹介します。
ファーストレイヤー
まず、ファーストレイヤーとは肌に直接触れる部分に着るインナーです。このファーストレイヤーのインナーは、スノボの中で動いているうちにかいた汗を吸収して、外に逃がす働きをします。素材としては、吸水性と速乾性のある素材がおすすめです。
汗を吸わない素材だと身体が冷えてしまいますし、速乾性の無いものだとウェアの中が蒸れてしまいます。
インナーを選ぶ際には、綿を避けて、ウールやポリエステルのような化学素材を選ぶようにしてください。
避けるべき綿の素材とは、Tシャツやスウェットなどです。綿の素材は汗を吸う力はあるのですが、なかなか乾きにくいという面があるので、避けたほうが良いです。
セカンドレイヤー
次にセカンドレイヤーですが、セカンドレイヤーとはファーストレイヤーの上に着るインナーのことです。
ファーストレイヤーで吸収した水分を外に逃がしつつ、保温性の高いものが理想です。セカンドレイヤーのインナーについては、ロンTやフリース、パーカー、薄手のダウンなどいろいろな選択肢がありますが、天気や気温によって調整しましょう。
セカンドレイヤーとしてのフリース。
セカンドレイヤーのインナーの中でも、フリース素材は保温性にすぐれたインナーです。特に1月や2月の気温が低い時期に使えるアイテムとしておすすめです。
フリースは軽い素材でとても暖かいので、寒い時期にはとても重宝します。ただし、フリースの生地感によっては、ふわふわとしているものだと雪が付着しやすいということもあるので、ウェアの下から出して見せるなどの、ファッション性を重視した使い方は少し難しいかなと思います。
フードつきのフリースもあたたかくて良いと思いますが、フードを出して使う場合には、出ている部分に雪が付いてしまうということがあります。
また、滑っている中で暑くなったときに体温調整がしやすいように、前がチャックになっていて着脱が簡単なデザインのものが使いやすいと思います。
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インナーにこだわることで、快適に過ごすことができるようになりますよ。スノボ旅行を楽しんできてくださいね。